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2016/11/01

医療機器メーカーと商社の融合 日本ライフライン

前回の記事(医療機器メーカーと医療機器商社)では
医療機器メーカーと医療機器商社のそれぞれを掘り下げました。

今回はその2つを併せ持つ非常にユニークな会社を具体的に一つ取り上げ、
それぞれどのような事業となっているのかを見ていきたいと思います。

今回取り上げるのは
日本ライフライン株式会社です。

日本ライフラインは1981年
心臓循環器の医療機器分野について
国内外の商品の販売を行う商社として創立した会社です。

1999年からは自社製品の開発製造をスタートさせ、
循環器領域を主軸に国内の医療機器メーカーとしても
確固たる地位を築いてきました。

商品のラインナップをみた限り特に
”低侵襲性”という部分に力を入れているのが分かります。

低侵襲性というのは侵襲が少ないという意味です。
わかり易い例として開腹手術腹腔鏡手術をご紹介します。

開腹手術はお腹を大きく開いて患部を摘出する手術です。
技術的な意味で術者には比較的易しい手術方法ですが、
術後の傷跡が大きく残ったり痛みが激しいなど侵襲性が高い手術です。

一方、腹腔鏡下手術は開腹手術と異なりお腹を大きく開く事はしません。
お腹を開いて直接患部をみるのではなく、
比較的小さな穴から挿入した内視鏡と鉗子を用いて行う手術です。

視界が限定される上、鉗子の扱える可動範囲も狭いため
特殊な訓練を要する手術技法です。

実際、私の在籍していた九州大学の研究室では
内視鏡外科手術の為のトレーニングセンターが開講されるほどで
毎月全国からトレーニングを受講希望する先生方が来て受講されていました。
九州大学病院内視鏡外科手術トレーニングセンター

このように低侵襲性の器具や技法は一般に
特殊な訓練を要するものばかりです。

だから商社としての顔が必要なんですね。

優れた医療機器を如何に医療現場へ早く安全に普及させていくか、
単にセールスすれば良いのではなく、その使い方のレクチャーまでしっかりと行う。
それを非常に合理的に上手くやっているのがこの会社の強みです。

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